「パーキンソン病」とは、脳のある領域に「レビー小体」という特殊な構造物が現れることによって、神経細胞がダメージを受け障害が合われるという脳の病気。

パーキンソン病の主な症状には、安静時の手足の震え、筋肉のこわばり、動きが遅くなる、バランスがうまく取れなくなる、といったものがあるんだよ。また精神症状や、睡眠障害、嗅覚障害、自律神経系の症状が現れることも。

一方の「てんかん」も脳の病気のひとつで、よく「脳の回路がショートする」といった表現であらわされることもあるの。

大脳の神経細胞の電気的活動のリズムが乱れる「てんかん発作」を繰り返す病気の総称が「てんかん」。てんかんが起きると、正常な脳の働きがストップし、思考の停止や、動きが止まる、手足に力が入りけいれんする、意識を失うなどしてしまうことも。

てんかんが起きる原因は大きく分けると「突発性てんかん」と「症候性てんかん」の2つがあるんだよ。突発性てんかんは脳にてんかん発作の原因となる病気がないタイプのてんかんを指すの。逆に症候性てんかんは脳にてんかん発作の原因となる病気があるタイプを指すんだよ。

突発性てんかんを引き起こす原因となる脳の病気には、頭部外傷や脳出血・脳梗塞などの脳血管障害、脳腫瘍などさまざまな病気があるけど、その中にパーキンソン病も含まれるの。つまりパーキンソン病の合併症としててんかんを発症する人もいるということだと思う。

だからといって、てんかんがある=パーキンソン病、というわけではないからね。確かにパーキンソン病の可能性も否定はできないけど、てんかんを引き起こす原因はさまざま。いずれの場合も放っておくのはよくない病気なので、気になる症状がある場合は専門家に相談するのが一番だと思うよ。