尿検査は健康診断などで誰もが1度は受けたことのある検査だと思いますが、その結果の見方を解説します。

尿は血液から作られており、その結果から体全体の様々な情報が得られる検査として尿検査はよく用いられます。

一般的に尿検査では試験紙を用いてpH、蛋白、潜血、糖、ウロビリノーゲンなどの項目が検査されます。

結果の見方は、pHは食事の影響などを受けやすいため5~8くらいの範囲であれば基準値(5~6)をはずれていてもそれだけで異常があるとはいえません。

蛋白は通常(-)で、(+)の場合は心不全や腎臓の病気、尿路感染症(膀胱炎など)などの病気がある場合が考えられます。

潜血は通常(-)で、(+)の場合は尿路感染症、尿路結石、前立腺炎、腎炎などのほか、血友病など血液の病気が原因になっていることもあります。

糖は通常(-)で、(+)の場合はまず糖尿病が思い浮かぶでしょうが、腎臓の問題で血糖値は高くなくても尿に糖が出る場合もあるため、糖が(+)であれば糖尿病という見方はできません。また、甲状腺の病気などが原因となっている場合もあります。

ウロビリノーゲンは通常(±)~(+)で、この項目が異常の場合は肝臓の病気が考えられます。